So-net無料ブログ作成
検索選択

ザ・コーヴ

和歌山県で行われているイルカ漁を撮影した
ドキュメンタリー映画『ザ・コーヴ』
(ルイ・シホヨス監督/アンプラグド配給)が
第82回アカデミー賞授賞式で長編ドキュメンタリー賞を受賞したそうです。

太地町町長の三軒一高町長のコメント。
「ドキュメンタリーなら事実を伝える必要があるのに、
まずシナリオありきで作為がある。
伝統を無視した映画が受賞したのは極めて残念だ」(2010.3.9 読売新聞朝刊34面)
→矛盾点1 : 太地町でイルカを捕っているのは事実です。

→矛盾点2 : どんなドキュメンタリー映画も撮る側の意図があり、
      それに基づき編集するのだ。と、広義で考えるみるなら
      シナリオのないドキュメンタリーって、あるのかな ?

→矛盾点3 : 「伝統を無視」太地で、追い込み漁でイルカを捕り始めたのは
      何年前からでしょうか?知っている人がいたら教えて下さい。
      鯨漁がさかんなこの地で、鯨とともにイルカをとっていたことは
      随分前からあるようですが、追い込み漁という今の形ではせいぜいここ近年
      もしくは数十年前からのことかと、思われます。    
      あと、伝統って何年前からあることをさすのでしょうか。

北洋司町教育長は
「受賞は西洋人の非寛容さを物語るもので、常識を疑う。
 根底には宗教文化の違いがあると思う」(2010.3.9 読売新聞朝刊34面)
→矛盾点1 : 「常識」は人それぞれの立場で変わるものです。  
      イルカをとることがもし日本人の常識だとしても
      豪、米、仏のメディアを読み比べると、イルカ漁は
      野蛮な行為だとみなされている。これが彼らの常識です。
      みんなが自分の考えだけを「常識」だと思って生きているんだ。
      それが争いの元なんだと気がつくべきでは?

→矛盾点2 : 「宗教文化の違い」といいますが
      仏教もキリスト教も基本的に殺生を禁じている。
      生きているものには慈悲の心を持てと教えている。


おまけに言うと読売新聞の立場も
公平さを欠いているのではないかと思う。
だってリード部分に
「和歌山県太地町のイルカ漁を隠し撮りした米国の『ザ・コーヴ』が」とある。
隠し撮りってすごーい悪いイメージを読み手に与える形容詞ですよね。
だけど太地町では年に1回のイルカ漁の日に
だれもその様子をみることができないように漁をしている入江付近に
立ち入り禁止の看板を建ててるそうなんです !
その状況を伝えないで単純に「隠し撮り」って書いてしまうのは
公平じゃないと私は、思うのね。
たとえば「イルカ漁とは」という見出しで
いつからはじまった漁でどのようにして何匹のイルカを捕獲し
それを水族館や動物園に売り飛ばすのか
鯨肉として売るのかをしている…。
(ちなみにイルカは小型鯨類と分類されるそうで鯨肉として
 販売されても違法ではないらしい)
というところまできちんと取材してくれたらいいのにね。
それがメディアじゃないの ?
おっと、数年前クーリエ・ジャポンではイルカ漁について
もう少し詳しく記載されてたけれどね。

私は和歌山県の近くに住んでいて、和歌山県が大好きです。
熊野古道や弘法大師さまがおられる高野山などの世界遺産があるし
日本の醤油の発祥だって千葉じゃなくて湯浅だし
緑は豊で、ここでとれる柿や桃 梅 いちごにいちじくなんて
世界一美しくておいしいと思ってる。
わざわざ東京の友達に送って、宣伝するくらいおいしいの。
ちょうど今の時期なら「ここは桃源郷か?」とみまごうばかりに
桃の花が咲き乱れ、新緑は春雨に包まれ
おだやかな景色が続いている。
本当に、すごくいいところ。

だからこそ残念なの。
イルカという稀少な動物を大量に殺戮するような漁を
いまだに続けさせている行政が残念なの。
イルカが近くにくるくらい自然が豊かなら
どうしてもっと生産的に「観光」という形で自然の恵みを甘受できないのか?って。


鯨漁もイルカ漁も同じ事がいえると思うけど
「西欧人に批判されて、悔しい。
日本の伝統がわかってもらえない!」とか
そういう意見は意味がない。
これは西欧 vs 日本の対立問題ではないの。
大事なことは稀少な動物の生存をおびやかすのではなく
生物の多様性を保つこと。
私、昨日も教習所で先生にいわれたよ。
「安全運転したければ、相手の安全を考えてあげなさい」って。
自分たちが住み良い地球にしたければ
相手の住み良さを追究したげないとね。

私は、映画の公開が楽しみです。

nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(1) 
共通テーマ:アート

nice! 1

コメント 1

通りすがり

→矛盾点2 : どんなドキュメンタリー映画も撮る側の意図があり、
      それに基づき編集するのだ。と、広義で考えるみるなら
      シナリオのないドキュメンタリーって、あるのかな ?

>>シナリオありきで作為的と言われているのは、残酷に見える部分を
  あえてクローズアップしているという指摘では?
  大衆が好む娯楽的作りのシナリオありきの撮影であるから作為的
  という意味に私は受け取りましたよ。
  つまり、「可愛い可愛い頭の良いイルカを食べる野蛮日本人を撮る」
  というシナリオありきで撮影している事が問題だと。


→矛盾点3 : 「伝統を無視」太地で、追い込み漁でイルカを捕り始めたのは
      何年前からでしょうか?知っている人がいたら教えて下さい。
      鯨漁がさかんなこの地で、鯨とともにイルカをとっていたことは
      随分前からあるようですが、追い込み漁という今の形ではせいぜいここ近年
      もしくは数十年前からのことかと、思われます。
      あと、伝統って何年前からあることをさすのでしょうか。

>>江戸時代から400年続いているそうですよ。
  捕り方なんて時代とともに変わるんだから、追い込み漁がたとえここ数年でも
  イルカ捕りが400年続いている事に変わりはないでしょう。
  400年て伝統って言うには短いですか?


→矛盾点1 : 「常識」は人それぞれの立場で変わるものです。  
      イルカをとることがもし日本人の常識だとしても
      豪、米、仏のメディアを読み比べると、イルカ漁は
      野蛮な行為だとみなされている。これが彼らの常識です。
      みんなが自分の考えだけを「常識」だと思って生きているんだ。
      それが争いの元なんだと気がつくべきでは

>>他国の文化に自国の常識を押し付けるのこそ争いの元では?
  それぞれの国の文化を尊重するべき。
  わざわざ他国にまで乗り込み、それを非難する権利は無いと思いますが。
  キリスト教、イスラム教、仏教、と同じで、それぞれの国にそれぞれの形があると思います。
  世界で起きる戦争はそういった事に「他人が口を出す」から起きてる感じですよね。


→矛盾点2 : 「宗教文化の違い」といいますが
      仏教もキリスト教も基本的に殺生を禁じている。
      生きているものには慈悲の心を持てと教えている

>>生き物は全て何かの犠牲の上に生きていると思いますけれど・・・。
  あなたは何も食べずに生きていますか?
  草や木、豚や牛が良くて馬や鯨やイルカ、犬や猫がダメな理由は?
  かわいいから?知能が高いから?
  線引きはどこで行われているのでしょうか。


だれもその様子をみることができないように漁をしている入江付近に
立ち入り禁止の看板を建ててるそうなんです !
その状況を伝えないで単純に「隠し撮り」って書いてしまうのは
公平じゃないと私は、思うのね。

>>立ち入り禁止にしている理由って調べられました?
  後ろめたいから禁止にしているのか。
  残酷だから禁止にしているのか。
  (私は食べるのはスキだけど牛、豚、鳥の屠殺場とか見たくないし隠して欲しい)
  獲物が暴れたら危険だから禁止にしているのか。
  禁止にしている理由も明らかにせず、その記載だけを求めるのもなんだかなぁ。
  太地町でイルカを捕っているのを「隠し撮りしたのは事実」ですもの。
  公平性を解くなら、この映画が一方的に欧米サイドの意見で纏められている
  その辺りにも貴方のブログで問題提起して欲しいです。

いつからはじまった漁でどのようにして何匹のイルカを捕獲し
それを水族館や動物園に売り飛ばすのか
鯨肉として売るのかをしている…。

>>検索すればすぐに出てくるのに…
  そもそも捕獲数を知らないのに大量殺戮って・・・

イルカという稀少な動物を大量に殺戮するような

>>対象のイルカって全部が全部希少動物なの?
  どのイルカを食べてるのか分からなかったので一般的なイルカで見てみると・・・
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82
  個体数十分てなってるよね?
  ピンクイルカとか(河イルカだけど)なら希少っていえるけど。


「安全運転したければ、相手の安全を考えてあげなさい」って

>>私たちの常識があなた方の常識でないのと同じく
  あなた方の常識が私たちの常識ではない。
  これって交通ルールのように善と悪を簡単に決められるものではないと思わない?
  宗教の様に、どれが正解なんて無いと思うけど?

by 通りすがり (2010-03-09 20:15) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

この記事のトラックバックURL:
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。