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孤高の人、愛そのものである人。 [講演会]

とっても愉しそうに笑うのに、寂しそうな。
自己を閉ざして、独りで戦う。
自分の領域に闇雲に他人が入る隙を与えない、
そんな印象。
孤高のイメージ

安藤忠雄氏の「建築手法」を読んでいる。
それも、なんと直筆サイン、フルネーム入り(やったぁ!)。
先月六本木ヒルズにあるアカデミーヒルズで行われた
安藤忠雄氏の講演会で、衝動にかられて購入してしまったのだ。

氏の作品から、関西弁を話すところがどうしても想像できなかったけれど
とっても「大阪のおじさん」的な
ユーモラスな話し方をする方で、
ちっとも偉そうじゃなくって
きどらなくて、飄々として
つまり、最高級に素敵な人だった。

「建築手法」は安藤氏の出自から26歳で事務所開設するまでの逸話に始まり
論文、インタビュー、表参道ヒルズといった最近の建築に至るまで
ぎりぎりの緊張感を保ちながら
一線を走り続けている人間しか語ることのできない言葉がぎっしり。
ものづくりをする人は必読と言ってもいいと思う。

ああ、それにしても。
人間が独りだということをきちんと知っていて
あきらめるでもなく、受け入れているのに
ほんの少し寂しさが漏れてしまう人が好きだ。

リングの中では誰も助けてくれないんですよ」
プロボクサーライセンスを持つ安藤氏。
ボクシングで学んだのはそれくらいだ、と言ったこの言葉が忘れられない。
以来、座右の銘となった。


「成田屋!」と叫びたかったのよ・・・およよ。 [講演会]

演劇の視点-過去から未来へ-と題した公開講座が青山学院大学で開かれている。
三回目の本日は、市川團十郎「役者の眼から見る今日の歌舞伎」。

入院中の金縛り体験談など、冒頭では大変ユーモラスに
ご自身の病気のことを語られながらの自然な導引は
流石歌舞伎役者さんだな、と思いました。

そして話は次第に東西の演劇の成り立ちへと進み、
男女の求愛や嫉妬、恐怖といった演劇の根幹を成す
要素から、歌舞伎の歴史を辿りました。

またご自身が実際に海外公演にて感じられた、
外国人と日本人の文化に対する意識の差異と
教育の重要性を説いていらっしゃいました。

なんと、復帰を果たした五月の團菊祭での演目
「歌舞伎十八番の内 外郎売 」中にある、あの
長い長い早口ことばと「矢の根」の科白の一部を
張りのある美しいお声で披露して下さったのです。

理の重要性を認めながらも、
「理屈ではない何か、理論を超えた何か」を
守らなければならないという姿勢が、凛とした
眼差しから感じられる素晴らしい公演でした。

團十郎さんが西欧の文化と文脈を認められた上で、
歌舞伎、ひいては私たちの文化を継承・伝達なさる
お姿を見ていると、会場に来る途中
スパイラルホールで開催されている「Darling Diva」 と題されたブライス展
に出展していたSOUSOUのことばが思い出されました。

(以下HPより引用です)
外国の方から「日本人同士の会話には、
“ソウソウ”という音が多い」という事を聞いたことがあります。(・・・)
「そう、そう」と認めることによって、お互いを確認・発見・発展
させ、そして社会を築いていくように思います。
脇阪 克二、辻村 久信、若林 剛之/SOU・SOU

(引用ここまで)

trikoも、もっと着物を着なければいかん、
と思った次第でございます。


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