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田植えシーズン [つれづれ]

家のとなりは、おとなりさんの田んぼなり。
最近買い物はチャリすらやめて、あぜ道をとぼとぼ歩いていく。
水をはった田に夕日が映って、淡い桃色にかがやく青田が美しい。
ツバメが水面すれすれに急降下したかと思えば
私の頭上はるか高くにとんでいく。
そのとき、つばめの視界はどんなものだろう。
今日はキッチンでお弁当を作っていたら窓から
すぐ傍のところで白鷺が食事中だった。
何を食べてるんだろうか。

土曜日の深夜3時ごろ、天上裏で子猫の鳴き声がして
翌日も泣き止まず、心配になって天上板を一部はがして
子猫を救出した。
母猫が「ここが安全」ときっと思っておいて行ったのだ。
このまま置いといたら死ぬ!とこちらは思い、保護したのだが
その後毎晩うちの天上裏に忍び込んで、子供を探している。
可哀想なことをしているのだけど
再び出られないところに子猫が落ちちゃうかもしれないので
天上裏には戻さずにこのまま保護している。
それでも一度だけ母猫に子猫の声を聞かせて
つれて帰ってもらおうと思い
子猫がミャーミャーいっているところ縁側に出したけど
母猫は子が外にいると気づかないで、天上裏をウロウロ…。
うまく意思疎通ができなかった。

ハエを窓から出してやろうとしているのに、なかなか出てくれないのと似ている。
つまり、動物と人間の考えはものすんごく違うってことね。

だから私は時と場所によって害獣だと言われている鹿や猪や熊などは
何を考えているんだろうな、って最近思うようになりました。
「去年まで餌がいっぱいあったのに
今年になってからすっかり食べ物がないんだ」
と、彼らは言っているかもしれない。
「奈良公園では神聖な動物って言われて写真撮られるのに
 森に帰って杉についた苔を食べてたら、人間が追いかけて来たのよ〜」とか?

はっ ! 冒頭の話題からそれましたね。
とにかくツバメの視界のめまぐるしさは
3D映画すらかすんでしまうくらいの迫力がありそうです。
ちょっと見てみたいな〜と思います。

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1000の言葉よりも [つれづれ]

ひさびさにお金を払って映画館で映画を観た。
がらんとした映画館の前から2、3列目に座って
おおきなスクリーンを見上げるのが大好きだ。
今日みたのはドキュメンタリー「1000の言葉よりも」。

イスラエル人として混沌のイスラエルを
なるべく忠実に報道しようとするフォトジャーナリストのドキュメンタリー。

最近、よく世界の朝に思いを馳せる。
今私がこうしてPCに向かう間に、
今日私たちを照らしてくれた太陽は
NYの路上を明るく照らし始めている。
セントラルパークを、爽やかに走る人の姿が目にうかぶ。

その同じ太陽は、ヨーロッパの人たちの
静かな日曜の昼下がりを、爽快に演出する。
夏を感じさせる、濃い青空を作り
緑はきらめき、人々を幸福にする。

その同じ太陽は数時間後にまた日本にやってきて
月曜のひきしまった人々の横顔を
だまって見つめるに違いない。

世界はこのようにしてつながっており
そしてこんなにも遠い。

ここにいても、遠くとおくでおこっている
いざこざや争いを
流れた血を
私は一滴も観ないまま、
日々がただ走り出す。
するりと手の上を逃れて行く。

そして誰かの死すら
活字になって、目の前をすり抜けて行く。
生きているのか、死んでいるのか
まったく解らないような毎日だ。

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記憶喪失のうみ [つれづれ]

あったかいと思ったら急に寒くなったりして
春先は苦手でした。

ここ近年は、大人になってしまったからでしょうか、
春に過剰な期待をしなくなったからでしょうか、
張りつめていた空気や水がぬるくなっていくのを
素直に喜ぶことができます。

春の雨がたっぷりと大地を濡らして行くのが
グレーの雲が静かに動いていくのが
煙の中でじんわり見えました。

春の宵。
記憶がすべて吹き飛ぶ、怒濤の日々の谷間で
心に流れる静謐な時間に思いを馳せてみる。

京都で桜を見られるだろうか。

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ミステリーサークルのおはなし [つれづれ]

「地面に絵を描いたら、それはとっても素敵なことじゃないか?」
そう思った(かどうかはしらないけれど)であろう、
二人の老人が針金と棒と糸だけで描いた大作が「ミステリーサークル」だったそうな。


満月の金曜の夜、二人の男はきまって家を抜け出した。
奥さんにばれないように、パブでお酒を一杯ひっかけてから
やおら畑に向かうのだ。
巨大な絵を描くために。

翌朝、人々はこれまでみたこともない不思議なサークルを発見して
それはきっと宇宙人の仕業だとさけんだ。
なぜなら人間の仕業とは思えないくらい、
その美しさは完璧だったからだ。

二人の男は、満月の夜になると
きまってまた新たな作品を作りに出かけた。
時には何キロも何十キロも離れた村へ出かけた。
車の走行距離が尋常ではないことに気づき
不信に思った妻が問いただすと、
男たちは本当のことを告げた。
男が浮気をしていると疑っていた妻の顔はみるみる晴れていった。
大勢の人がやんややんや騒いでいる謎のサークルを
夫が作っているという事実は、妻を幸せにした。
こうして、妻もサークル作りを見学するようになった。

男たちの仕事は何せ「宇宙人の仕業」と言われるだけあって
丁寧で、繊細。
美しい技の集積だった。
画を仕上げると、男たちは妻の入れてくれた美味しいコーヒーを飲みながら
満足そうに巨大な円をながめていた。
広大な畑の真ん中で、
満ち足りた月の光だけが、白くみんなを照らしていた。

やがて、「真実を解明しよう」という人々の声が大きくなり
政府が税金から研究費の予算を算出しはじめた。
偉い大学の、偉い先生たちも
どんな理論をもってしても、「本当のこと」を解明できなかったからだ。

「おっとこれは大変だ。」
男たちがしたかったのは、
人がうんとびっくりしたり、わくわくしたり、不思議な気持ちになるものを
作りたいだけだったから。

男たちは本当のことを告げた。
そしてミステリーサークルは
もうミステリーではなくなった。

それは二人の男の優しさと愛、そしてユーモラス。
いるかいないかも解らない宇宙人の存在を
それぞれの人がうんと想像力を働かせて
リアルに感じさせてくれた、楽しいお話。

これがきっと「げいじつの力」なり。

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電気の逆襲 [つれづれ]

目覚めれば、白んだ窓が雪を告げる。
窓のそとは絵本の世界。
しかし現実はあまくない。
こんな日に・・・唯一の暖房が壊れた!
「エアコンって乾燥する」とか
「電気で部屋があたたまることの意味がわからない」とか
日頃うるさく言ってるのが聞こえたのかな。
なんとなく、室外機が冷えているのがよくない気がして
熱湯をかけてみたんだけれど、効果なし。
知恵をしぼって暖まる方法をあれこれ試している。
とにかくやたらお湯をわかし、蒸気で部屋を暖めたり
冷蔵庫にあった焼酎を「がぶり」って飲んだり・・・。
眠るのが寒そうで
ごはんを炊いた土鍋をタオルにくるんで
布団の中にいれてみようかな・・・
と、無謀な計画をたてたところで
神様が押し入れから電気毛布をだしてくれた。
これでなんとか今日は眠られそうです。
なんでもバランスが大事だということですね。
電気もやはり、偉大な文明の利器です。


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水仙 [つれづれ]

息が凍る中、水仙の芳香が春のはしりを告げる。

白い可憐な姿が型押しされた、その名も「水仙」というおもがしを持って
友人に会いに、芸大取手キャンパスまででかけた。
信じられないくらい巨大なキャンパスを歩いているのは自分ひとり。
真冬のかたむきかけた日差しが木々の間からまぶしく照らす。
広大な空をかけぬける風が、雲というくもを吹き散らして
透明な空が横たわっている。

そんな空の下、
私たちは彼女の描いた画を前にして
初めて彼女が描くものについて話をした。
これまでポートレートを描いていたのに
突然日常のささいなふうけいを描き始めた彼女。
彼女は彼女が描く「もの」の背後に「人格」のようなものを感じると言った。
道ばたのゴミたちも、まるで一人ずつ人格を持っていて
生きているみたいに、本当に不思議だけれど、感じるのだと。
彼女にとって「えがく」行為は、
それらをキャンバスに描き取ることなのだろうか。

私がお茶を点てるとき、
私以外の誰がたててもよくて、この行為はたまたま私が
行っているだけにすぎない、と
彼女に伝えたら
彼女が画を描く行為もそれと同じだと答えた。
彼女は天使のようにカールした金色の髪と
春風のようにおだやかな声で、ゆっくり言葉すくなに話す
フランス人のおんなのこ。
きっと、国も宗教も、文化も歴史も。
そんな枠はいちばん大事なことの前で
きれいに、みんな吹き飛ばされてしまう。

かえりみち、水仙を買った。
気高い香りをかぐと、よく水仙をかざっていた
幼い頃をすごした祖母の宅がまざまざと頭によみがえる。
もうすぐフランスに帰ってしまう彼女。
また来年、水仙が咲いたら
香りがまた、今日の彼女と祖母と私とつないでくれる。

そして花は普遍になる。


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明日死ぬかのように生き、永遠に生きるかのように学べ [つれづれ]

もっと学べばよかったという後悔と
学んでいてよかったというよろこび。

ちいさなことだけれど、
仕事での達成感を、やっとやっと人生ではじめて味わった、と思う。
息もこおる夜道をてくてく歩きながら見上げた月だけが
ぜんぶ、ぜんぶ見ている。

ちいさなことを積み重ねて、
おおきな、おおきなうみへと船をこぐのだろう。
みちははてしなく、けれど
そのみちを照らすライトがあるから。
これからはめいっぱい、でも無理しないで走ろう。
やっと、大きな門の前に立っただけに過ぎないけれど。

カムデンとハックニーをかけまわる、彼女の姿と
パリの目抜き通りのオフィスで仕事をするギヨームの横顔が
目をとじれば、うかぶ。
想いは海も空も時間もこえ、
人の手とココロを介して、また私のもとへ帰ってきた。
想いはすべて、自分にはねかえってくる、のが多分道理なのだ。
眠くても、ドキドキしても、とにかくたくさん電話してよかった。


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最期のすがたは振り袖で [つれづれ]

本日は成人式。
振り袖姿の人を見ると、数年前の自分の成人式を思い出す。
琴線がきゅんとつねられるような、切ない日。

大学2年生の頃、
祖父の体調が思わしくなく、入退院を繰り返していた。
特にどこが悪いというのでもないけれど
離れて暮らしているだけに心配な日々。
1歳から4歳までの数年間、
私は母親の仕事の間、この祖父宅に預けられ、
一日の大半をそこですごした。
祖母がなくなってからも、一人になった祖父をよく尋ねた。
祖父は源氏物語や平家物語など、古典の話をよくしてくれた。
宗教についてもいろいろ教えてくれた。

そんな大好きな祖父を残して
私はとおい、とおい国に留学することが決まっていたはたちの冬。

「しばらく会えないから」と
肋骨の痛みを我慢して、振り袖姿で祖父の病院へ向かった。
起きる気力もなく、ベッドに横たわったまま
祖父は私の振り袖姿を嬉しそうに眺めた。
長くのびた眉毛の奥に、弱く鈍く光る瞳がやさしかった。
病院を去る時、祖父の深く閉ざした瞼と
その落とした影を、何とはなしに胸にやきつけた。

それが、最期。

私が旅だってから約2ヶ月後に祖父は他界した。
虫の知らせか、なくなる5日まえに
まさに祖父がなくなる夢をみて以来
すぐに日本に帰る用意を何度もなんども頭の中で
シュミレーションしたのに、結局それは叶わず。

だから、私の中ではいつでも祖父は生き続けている。
私にとって、成人式はそれを思い出す日。

ああ、そうだ。
「次がある」なんて思うことはやめにしよう。
明日なんてこないかもしれないから。


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すべてを忘れ、まかせ、ゆだねる [つれづれ]

今日はお茶の初稽古日。
サイケデリックな着物で行こう!と用意していたのに
珍しく睡魔に負けて、洋服で。
この時点で「心構え」が足りなかった、と今にして思う。

今日は新年初のお稽古なので
先生はいつもと違う立派で美しいお道具を沢山用意してくださっていた。
それなのに、私ったら、大事なお道具を壊してしまったのです。
黄色い松の模様の水差しの蓋のつまみがぽろ、っととれて
棗(なつめ)の上におちてしまい、
ふんわりした良い香りのお抹茶を見事にこぼしてしまった。
(多分、このお抹茶もいつもと違うものだったと思う。
なつめを開けた瞬間の香りがいつもと違ったんですもの。)

そういえば、昨日のよるも洗面台において使っていた
ガラスのコップを割ってしまうし。
年末はブーツのファスナーを立て続けに2足分壊してしまうし、
お正月京都に旅行したときも、バッグのファスナーを壊してしまった。
ど、どんだけ〜?ってやつでしょうか。
怪力過ぎる・・・。

ひとつひとつを
大切にしなさいといういましめですね。

そして、本日のお稽古でさらに気ついたことが。
手の癖で、どうしても袱紗(ふくさ)がキレイにさばけず
いつもいつも、その後のお手前に影響しておりました。
本日も何度やりなおしても、やっぱりうまくいかず。

そんなこんなで、お手前に集中できなかったからか
先の「大事件」を引き起こしてしまい。
途方にくれていたところへ、お稽古の先輩であるMちゃんが登場。
Mちゃんの落ち着いたながれるようなお手前を見ていたら
心が静まり。
2回めのお手前では「うまくいかない」
というコンプレックスを全て忘れてみたのです。
「体を勝手に動かしてみた」ような感覚で。
すると不思議なことに、さっきまでうまくいかなかったふくさが
奇麗にさばけたではないですか!
この「できる」「できない」という2つにとらわれず
ただ「さばく」という行為をただ、行えばよかったのですね。
己の意識というか、我というものを遠くにおしやることが大切なのだと
学び。

この反省を胸に、着物に着替えてお家でやみ練を始めます。

みなさまぜひ、拙宅にお茶を飲みにいらしてね。
きっと精進いたしますから。


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言の葉に想いを乗せて [つれづれ]

お正月に、人生初の書き初めをしたのです。
今年の目標「愛と笑い」。
私がスタンダードに楷書で書くと
父が横から筆を取り上げ、創作ふうに書き上げました。
父が書く「愛」は強く、まるで一本の筋が通ったような文字。
そして「笑い」は思わず顔がはじけたように、文字が揺れている。
父いはく「愛を貫いて笑いになる」ということらしい。

新しい職場で、いろんな国に電話をすることになった。
ある時はNY、はたまたパリ、そしてオーストラリア。
電話のコールがなっている間、目を閉じる。
パリの石畳を照らす朝日と、凍った空気、
厳寒の今はきっとグレイッシュな空。
はたまた、日本と真逆のシーズンを迎えるオーストラリアは
たぶん、まっさおな空。
訪れたこともないNYは、タクシーのクラクションがひしめきあっているかな?

さて、この想像は極度の緊張を忘れたい私の防御手段。
慣れない仕事で海外に電話するなんて、もう緊張して
それはそれは寿命が縮みます。
目に見えないネットワークで繋がる世界の誰かに
自分の想いを伝えることは、やっぱり簡単ではない。
けれども、たぶん、一番大切なことは
どうしても伝えるのだという意志。
それさえあれば、きもちをのせる言葉は実は二の次なのだ。

こうして、世界中に流れる豊かな時間に想いを馳せ
今日もマイ精神安定剤の「かりがね茶」
を沢山のんでしまった。
それでも、楽観的に言えばちょっとした旅の気分。

「どんな時も、もうひとつの静謐な時間が流れていることを
忘れてはいけない。」


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